肉離れ

好発するスポーツ・・・陸上短距離、サッカー、テニスなど

肉離れは筋肉の繊維に予想以上の負荷が加わった際に筋肉の繊維が断裂してしまう状態をいいます。症状としてはこわばり、痛み、伸ばせない、内出血などが主な症状です。内出血も当日よりも2,3日後に出ることが多く、損傷部位よりも遠くに出ます。安静、アイシング、圧迫、挙上のRICE処置を炎症が治まり、筋肉繊維の結合が確認できるまで行い、その後リハビリとして、ストレッチ、トレーニングを行います。

寝不足、疲労も肉離れの原因!?

肉離れは単に筋肉への過大な負荷だけではありません。例えば膝を曲げるという動作を例にしましょう。膝を曲げるには太もも裏の筋肉が収縮し、太もも前の筋肉が伸びる という動作を自動的に自律神経が制御し、行っています。自分の意志で“裏の筋肉を縮めて前の筋肉を伸ばそう”と思っているわけではありません。ですので、自律神経の働きが悪くなっている場合、瞬間的にそのバランスが崩れ、裏の筋肉が強烈に縮んだ瞬間、前の筋肉の進展がわずかに遅れただけで、筋の損傷が起こります。寝不足や疲労の蓄積により自律神経の働きが悪くなった状態で激しいスポーツを行うとその危険性が高まります。

フォワードよりもディフェンスに多い!?

これも自律神経の作用が大きいです。自分の意志で前に進もう!というフォワードの体の使い方と、相手に合わせて動かなければいけないというディフェンスの動きは体にかかる負担の違いと、神経のスピードがついていかず、筋肉にダメージがかかってしまい受傷するというパターンがあります。それと、ディフェンス時のバックステップが遠心性収縮といって、伸ばされながら収縮するという筋肉にとって一番負荷のかかる動きとなるため、損傷が多いことも事実です。

当院での治療法

まずエコーにて画像検査します。肉離れ!と思っていても実際には筋膜損傷といって、筋肉の膜に傷が入っているだけのことも多くみられます。この場合、比較的早期に治癒することが多く、肉離れとの判断においてエコーの必要性を実感する障害です。まず、RICE処置=Rest(安静)Icing(冷却)Compression(圧迫) Elevetion(挙上)を行います。炎症期が過ぎ、筋肉の拘縮が始まればすかさずリハビリストレッチ、トレーニングをおこないます。併用して、超音波治療器で深部の筋肉の層の治療も行います。肉離れは中途半端に治してしまうと、患部がシコリ状になり、何度も再発してしまう危険性があります。当院では再発しない身体づくりをテーマにしております。最後までお付き合いください。