インピンジメント症候群とは
上腕(腕や肩)を横や前や後ろに上げたりする動作の途中で上腕骨(腕の球状の骨)と肩峰(肩甲骨の腕と連結してる部分)の間に腱板と言われる肩関節を動かしたり支えたりしている筋肉の一部や肩峰下滑液包(肩関節を滑らかに動かさせる為の潤滑油、守ってくれている袋状の場所)の一部などが衝突したり、挟まったり、擦れたりと反復刺激が加わる事で滑液包(肩関節内)に浮腫や出血が起こります。
肩を安静に保てれば痛みは軽減しますが、根本的に治っている訳では無いのでまた動かしたり痛い動作をすると再発し、痛みがぶり返します。慢性化したり、悪化してしまうと腱板(肩の筋肉)の部分断裂をしてしまったり、腕の骨と肩甲骨の衝突部分に骨棘(骨のトゲ)ができたりしてしまい、完治に時間を要する事もあります。
・インピンジメント症候群になりやすい症例
基本的には野球選手に多く、野球肩と呼ばれる投球障害の一種です。
バレーボールのアタックやサーブ、テニスのサーブなど肩を大きく振りかぶるスポーツに多く発症し、オーバーover use(使いすぎ)が原因とされています。
中高年の方でも加齢とともに筋肉が低下、変化する事で肩関節の不安定、動揺が発生し肩関節インピンジメント症候群となることもある為、スポーツをしたから発症する訳ではないんです。
症状
腕を上げようとする時、上げる瞬間と上げる途中が痛くて、上げきってしまえば痛くないというのが一番の特徴的な症状です。
人によって上げれる方向と痛みが出る方向は様々です。
また、症状がひどくなると、寝る時や安静にしていてもズキズキと疼く(夜間痛)が起きたり、最悪の場合、腱板断裂といい、筋肉が断裂(損傷)してしまったりすることがあります。
ご自身でも判断しやすいのがペインフルアークサイン(肩を挙上する時あるいは挙上した位置から下ろしてくるとき、ほぼ60-120°の間で特に強い痛みを感じる。)
伊丹市の大鹿にあります、かじもと鍼灸接骨院では検査の際、超音波エコー検査機を用いて行います。
レントゲンでは骨の映像しか分かりませんが、エコーでは骨はもちろん、筋肉、腱、靱帯と軟部組織まで確認可能です。
また、問診をしっかり行い患者様にも納得していただけるように治療プランまで説明させていただきます。
治療
・スポーツや痛い動作を控える、安静にする
・鍼灸治療
・骨格矯正
・マッサージ、ストレッチ、運動療法
・超音波温熱療法
・アイシング
スポーツをされている方にはセルフケアとしてアイシング方法、ストレッチ方法、トレーニング方法やフォームのチェックとアドバイスをさせていただきます。
スポーツ以外での患者様にも日常生活での注意点などケアのアドバイスさせていただきます。
※症状に個人差がある為、部活動など練習をしながら治していくのか、練習を休みながら治していくのか、必ず説明させていただきます!
部活動などをしている方には運動前のウォーミングアップ、ストレッチ、運動後のアイシング、ストレッチ、クールダウンが不十分な事が原因になる事が多いです。
また、全ての方対象として、普段からの姿勢も大きく関係していますので注意をしてくださいね!
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