オスグッド病とは?
小学校高学年〜中学生に発症しやすく、特に男子に多いとされています。
スポーツ等でのダッシュ、ジャンプ、キック動作による反復性の膝関節の屈伸により大腿部前面(太もも前)の筋肉が付着部である脛骨粗面(膝下の突出したスネの骨)を牽引する事で脛骨粗面(膝のお皿下)に炎症が起こり同部に痛みが生じます。
膝のオーバーユース(使い過ぎ)が原因なのです。
膝関節でのスポーツ障害の代表とも言えます。
※もう一つ注意しなければならないのが、脛骨粗面の炎症に留まらず同部が剥離(はくり)骨折しているケースもあります。
当院には超音波エコー検査機が完備されていますので判断と治療を迅速に行う事が可能です!
上記のケースも含めて次の説明をしていきましょう!
〔オスグッド病のメカニズム〕
小学生高学年から中学生は特に成長期とされ、急激に身長が伸びます。同時に骨も急成長します。しかし、筋肉と腱などの軟部組織の成長にはタイムラグがあり、骨と同時には成長しません。
つまり、骨は大人へ、筋肉や腱は子どもの状態です。
この時期になると体の柔軟性も低下し、硬い体となりやすいのです。
結果、太もも前の筋肉(大腿四頭筋)、太もも後ろの筋肉(ハムストリングス)の柔軟性低下によりスポーツ等での激しい膝関節への反復動作により脛骨粗面にかかる牽引力が増す事で炎症や時には剥離骨折となってしまうのです。
〔症状について〕
・膝のお皿の下(脛骨粗面)の強い痛み
・同部の熱感や腫れ
・脛骨粗面が飛び出てくる
・スポーツのパフォーマンスの低下。
かじもと鍼灸接骨院に現在通院されている学生さんの中で問診時に全てを通して言える事は、痛みの出る場所は膝のお皿の下(脛骨粗面部)であるということ。
しかし、痛みの出るタイミングは様々で、
1、スポーツ全般的に走る時、蹴る時、踏ん張る時、足に強く力を入れると痛い!
2、歩くのは大丈夫だけど、正座や片膝など膝を地面や床に着けると膝のお皿の下(出っ張っている骨)が当たって痛い!
3、朝一の起床してからや、授業後の移動など最初の歩き始めが特に痛い!
4、スポーツなど何もしていない時でも膝のお皿下がズキズキしてずっと痛い!
という内容をよく訴える方が多いです。
検査
伊丹市大鹿にありますかじもと鍼灸接骨院では
超音波エコー検査機を用いて骨の状態、炎症や骨折の有無、筋肉や腱といった軟部組織の肥厚、硬さ、負担度合いまで細かい所の検査が可能です。
その検査結果をもとに、患者様に寄り添った説明、治療内容を提案致します。
治療・リハビリ
・患部のアイシング。
・股関節周囲、太もも前後の筋肉治療やストレッチ。
・超音波治療機の使用。(当院完備)
・痛みが酷い時は安静、休養。
・サポーターの使用。
(あと大事な事は、オスグッド病でもスポーツを休まずに治せるものと、安静にした方が良いものもあります。)
治療の際にその事を説明させていただくと共に、ご自身でも治療意識を高く持っていただく為、日常生活やスポーツ時における注意点、セルフケアの仕方まで徹底してアドバイスさせていただきます。
必ずスポーツ前のウォーミングアップ、スポーツ後のクールダウン(ストレッチ等)を行なって下さい。
特にスポーツ後の疲れきった体へのクールダウンがしっかりできていない事が多いです。
これが原因で怪我をしてしまう学生さんがほとんどです。是非気をつけてくださいね。
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