腰部の痛みにもいろいろあります。筋肉性のもの、筋膜性のもの、関節性のもの、内臓からくるものなど様々です。
その中でも、仙腸関節炎を説明していきたいと思います。
痛みの場所は、腰の下のほう、お尻に近いところでほぼ片側に起こります。
きっかけは突然起こる場合もありますし、徐々に痛みが出てくる場合もあります。
急性の場合は、痛めている側の足に体重が乗る場合や、腰をそらせる場合に痛みが出現します。また、よく併発するのが足のだるさや、しびれを伴うこともあります。
急性期の場合、観測に荷重をすると激痛がすることもあり、それをかばうために、体がゆがんでしまうこともしばしば見受けられます。これは、自身の体の防衛反応で、痛みを起こさないよう自律神経によって起こる現象です。
完治すれば元の体にもどります。
原因
骨盤は三つの骨(左右の寛骨、仙骨)でできています。
お互いが関節でつながっているのですが、仙骨と左右どちらかの寛骨の間の関節(仙腸関節)に何らかの原因で炎症が起こってしまい発症します。
何らかの原因とは、骨盤のゆがみ、不良姿勢、偏った動き、片方の足へ体重を乗せる癖、足を組む癖、など普段の生活のバランスの悪さが原因しているといえます。
対応
仙腸関節炎になってしまった場合急性期はまずアイシングを行ってください。
ビニール袋や氷嚢に氷とお水を入れ、患部に直接10~15分間当ててください。それを1日に2,3度行ってください。また、痛みがある方の荷重をできるだけ避け、コルセットなどで固定してください。そしてなるべく早く、伊丹市 かじもと鍼灸接骨院にご連絡ください。
治療
伊丹市 かじもと鍼灸接骨院での治療は仙腸関節がずれてしまった根本の責任ポイントを治療いたします。
そのポイントとは「中殿筋」です。
仙腸関節の炎症とは結果で、この中殿筋の異常が原因であると私たちは考えます。
中殿筋とは寛骨から大腿に向かう筋肉で体を支える大切な筋肉です。
この中殿筋の異常により、仙腸関節の動きがおかしくなり炎症を起こしてしまいます。
実際、仙腸関節炎を起こしてしまった方の多くは、中殿筋が使えなくなってしまったことによる歩行、トレンデレンブルク兆候という特徴的な歩き方をしていらっしゃいます。
歩行時、機能しなくなった中殿筋側へ体が落ちてしまうような歩き方をされています。
その中殿筋が過緊張を起こしているのであればマッサージなどで緩め、逆に機能していない場合はある程度の刺激や、トレーニングによって活性化させます。
同時に、炎症を起こしてしまった仙腸関節の炎症を鎮めるため、アイシングを行います。
また仙腸関節のズレを戻すため、骨盤の矯正と特殊な方法で骨盤を締めていきます。
これにより、来院時よりかなり痛みが軽減された状態で帰っていただくことができます。
その後もしばらくの間、コルセットなどで骨盤を固定していただきながら、骨盤矯正も継続して、再発しない体づくりを目指していきます。
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